検査

身体所見

神経根が圧迫されている場合は、首の動きと手への放散痛が特徴です。首を後ろに反らせると手への放散痛がみられます。

脊髄が圧迫されている場合は、手の巧緻(こうち)運動が障害されるので、「10秒テスト」を行います。これは、手の全指を握ったり開いたりするグー、パーの動作を10秒間に何回できるかをみるものです。脊髄が障害されていると、指のすばやい動作がうまくできず20回以下になります。

X線(レントゲン)検査

X線検査は、主に骨の情報を得るのに有効な検査であり、椎間板ヘルニアそのものは写らないので、頚椎椎間板ヘルニアを診断することはできません。

X線検査により、骨と骨の間隔が通常であれば等間隔なところが、一部極端に狭くなっている箇所が見られるなどの場合、頚椎椎間板ヘルニアの疑いがあるということになり、更にMRIなどの検査を行うということになります。

MRI検査

画像検査ではMRIが最も有効であり、椎間板が外に飛び出し、脊髄または神経根を圧迫しているヘルニアの状態が画像上で確認することができます。

MRIの利点は、椎間板ヘルニア自体や神経、血管までも移す事が出来、容易に画像上でヘルニアの状態を把握できること。

欠点は、MRI撮影時に約30分程度の間、体を動かしてはいけないことから、痛みを伴い静止した状態をとることが困難な場合、撮影自体ができないことがあるということ。

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